2011年9月3日土曜日

現代のエスプリNo.132 呪術の世界

「現代のエスプリNo.132 呪術の世界」至文堂から、昭和53年7月1日に発行されている。この本自体少々ふるいのだが、そんなに珍しい訳ではない。「日本の古本屋」あたりで検索すれば簡単に出てくるだろうし、こういう小難しい本に興味のない古書店に行けば、圴一台に並んでいるだろう。事実私も、「こんなの買い取りに入ってました」と古書店の店主に言われて、なんとなく買ったという次第。もちろん、興味のある内容だったので買ったのだが、通読してみると、へぇーーー、という感じのところもいくつか・・・。天津罪、国津罪の解釈がどうも奥深く入っていないようである。決しておかしいとは思わないが。こういう箇所がいくつも見えてきて、なおかつ、一カ所ごとにツッコミをいれているのでなかなか進まない。呪術に関しては、ブログの名前同様かなり好きである。だから、どうしても我慢していられないという訳である。



「山伏の呪文と片足飛び」なんかは特におもしろかった。
古典的な呪術論は、昔からよく読んだ話で復習になった。
こういう知識をつけておくと、小説を読むときに役立つこともある。

皆さんも読んでみては・・・・。




日本の古本屋   http://www.kosho.or.jp/servlet/top

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