2011年9月16日金曜日

思い出が復活した。

今日は、心を入れ替えるために少し趣味の右端の本を読んだ。
大衆食堂パラダイス! 遠藤哲夫
なかなか、減ってしまった大衆食堂。
しかし、我が家の近くというか遠くというか、微妙な距離の食堂は今でも現役ばりばり。高校時代、部活の練習後によく寄った。とんでも夫婦と、べっぴん姉さんが店をやっていた。毒舌おやじに、いつも閉口しながらの食事だった。酔っぱらいのおっさんに絡まれたら、「殴ったらええよ」といつもおやじは言ってくれた。ああ、あの魔の空間が懐かしい。
そんな思い出が復活した一冊だった。復活の呪文のような本。



ある男が街を歩いていると、少年に呼びとめられた。
「おじさん、今一ドル落としませんでしたか?」
男はちょっとポケットを探っていたが
「ああ落としたようだ。坊や、拾ってくれたのかい?」
「いいえ」少年はポケットから手帳を取り出し、なにか書きながら言った。
「今ボクたち、この町に何人ウソつきがいるか調査しているんです」

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