2011年12月26日月曜日

今年はコレ

今年読んだ本を振り返ってみた。
多すぎて困る。仕事でもないのに、なんでそんなに読むの? と言われる。
咄嗟に趣味だから・・。と答える。面倒なときは、適当に答える。

さて、
今年読んで良かったと思う本を。(新刊ばかりですが)

いまそかりし昔 築添正生 りいぶる・とふん
この本を読んだのも今年だったのか・・・。と思うほど沢山読んだ一年だった。舞台が実にご近所ということもあってのめり込んだ。見習いたいとは思わないが、少し憧れた。

寒灯 西村賢太 新潮社
芥川賞受賞後初の作品集。西村文学には、独特の言い回しが出てくる。その言い回しがどのように効果を与えているかはわからない。しかしこの作品は駄作だと思う。賞をもらって少しお金が出来たのが駄作になった原因だと思う。こんなにずけずけ書くと北町貫多に殴られそうで怖い。

わたしの少女マンガ史 小長井昌信 西田書店
心の奥で完全に寝込んでいた少女マンガ魂に火をつけてくれた1冊。色々勉強になった。この本を読了後、三原順、美内すずえの作品を舐めるように読んでいる毎日。

上林暁傑作小説集 星を撒いた街 夏葉社
山本善行氏の編である。地味な本であるが、帯にあるように「30年後も読み返したい」この言葉がちょうど良い作品集である。私は、もうすでに30年経っていないが4〜5回読んだ。最初読んだときは、「花の精」に共感し。2回目には「晩春日記」で納得した。今は、「星を撒いた街」に切なさを感じている。こうして読む者を魅了する(少なくとも私は魅了された)作品が本棚にあることに感謝する次第。

おかしな本棚 クラフト・エヴィング商会 朝日新聞出版
こんな本は出しては駄目である。なぜなら、コレクター魂が大爆発するからである。しかし、どのページを見ても欲しい本があるという本が作られたのは非常にうれし泣きである。

本屋の窓からのぞいたちょっと昔の京都 恵文社一乗寺店
64ページの小冊子であるが、当時の京都に帰りたい方にはおすすめ。私は、「夜の窓」のことを思い出し、ひとり過去の記憶で沐浴した。不思議な事に、京都タワーにお化け屋敷があったのを私も知っている。現在も、その面影はありますけど。

桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活 奥泉光 文藝春秋
読んでいる途中に帯を見て、「シューマンの指」と同じ作者ということに気づいた。ギャグのセンスが私と合わなかったのが辛かったが、こういうサブカル文化が(特にBL)丁寧に描かれているのは良かった。でも、少し千葉の事馬鹿にしすぎではないかな。

鳳仙花 川崎長太郎 講談社文芸文庫
今年の夏に購入。永遠のマンネリズム川崎長太郎。この言葉は、決して、けなしておりません。最大の褒め言葉です。こういう経験はしてもしなくても良いのですが、していない人が描くのとしている人が描くのでは大違い。これからは、川崎大先生と呼ぼうかな。

和本入門 橋口候之介 平凡社ライブラリー
和本についての本は何冊か読んだが、これまでにない分かり易さと思う。何から何まで今までおぼろげながらに知っていたことが、しっかりと知識になった。これで、和本もコレクションに加えられる。

以上にしておきます。

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