2011年9月4日日曜日

花森安治の本

花森安治 はなもり やすじ、1911年10月25日 - 1978年1月14日)は編集者グラフィックデザイナージャーナリストである。生活雑誌『暮しの手帖』を創刊した。 wikiより引用






 変わった風貌のおっちゃんだなぁ・・という印象を持った。しかし、その素晴らしい装幀に魅了されて以来、変なことは思わなくなった。特に趣味の近さがわかったから。
 例えば、こういうエピソードがある。
 鉄道模型の凄いコレクターだった時期がある。ドイツの老舗「メルクリン」の模型を熱心に集めていた。列車の模型だけでなく、レールを敷設、ストラクチャーを配置してレイアウトも作っていたとか。一時は日本にいるコレクターでも3本の指に入るといわれた。
 鉄道模型のコレクターだった漫画家の岡部冬彦氏がコレクションを見て「凄い人がいる」と言っていたという。しかし、昭和41年に自宅が火災に遭い、多くのコレクションを失ってしまった。




 しかし、不謹慎だが、どんなものが消失して、どんなものが生き残ったのか興味がある。「メルクリン」といえば、「ミニクラブ」Zゲージが大量消失していたとしたら、私なら発狂だろうが。




 この本は、先日行われた下鴨神社の古本まつりで購入。あっという間に読み終えています。

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