2012年4月14日土曜日

先日の事件に思う

京都祇園で7人が轢き殺され、運転手も電柱に突っ込んで死亡した事故で、日本てんかん協会が声明。
無申告による運転免許の取得をやめるよう呼びかけてきたが、事故が起きてしまい遺憾であるとのこと。

いや、その話は去年てんかん患者が運転するクレーン車に児童が6人轢き殺された事件で終わっていたこと。
患者の良心に期待しても、事故を防ぐことは出来ません。
医師に運転が危険だと診断された時点で免許を剥奪する仕組みを作るのが、社会にも患者にとっても幸せなことで有るはずです。
協会は「てんかんのある人に対する社会の偏見が助長されることの無いことを、心から願っています。」とも述べていますが、偏見を助長させているのは危険であることを知りながら運転を続ける悪質な患者と、患者の権利ばかりを主張する協会に他なりません。

そして偏見を減らすのは、クレーン車轢殺事件の遺族が求めたように、危険運転致死傷罪の適用と運転免許の不正取得を防ぐ仕組みづくり。
もちろん、てんかん以外の意識喪失を伴う病気(症状)、例えば重度の糖尿病患者の運転も防ぐべきであることは言うまでもありません。

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